好きなもの、知ったことなど

アクセスカウンタ

zoom RSS 映画 『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』 上質な青春映画

<<   作成日時 : 2018/07/01 15:18   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

画像

公開   1997年

配給   アメリカ
   
監督   ガス・ヴァン・サント

アカデミー賞   助演男優賞(ロビン・ウィリアムズ)

脚本賞   マット・デイモン、ベン・アフレック

ゴールデングローブ賞   脚本賞


フィールズ賞受賞者でマサチューセッツ工科大学数学科教授の

ジェラルド・ランボー(ステッラン・スカーシュゴード)は、

数学科の学生たちに代数的グラフ理論の難問を出し、

その問題を廊下の黒板に書いておいた。

清掃員として働く孤児の青年ウィル・ハンティング(マット・デイモン)

が黒板を見つめた。

ウィルは家に帰って解き始める。


翌朝、誰もいない隙を狙って、答えを書き始めた。

世界屈指の優秀な学生たちが悪戦苦闘する中、

いとも簡単に正解を出す者が現れた。

生徒がランボー教授に黒板を見てくれと報告した。

見に行くとすべて正解だった。

誰がこの問題を解いたのか?



ランボーの授業は満員で、

天才の正体を知りたい学生がつめかけている。

しかし誰も手をあげない。

ランボーはさらなる難問を黒板に書いた。

教授たちが解くのに2年かかった問題である。

ランボーが教室を出るとウィルが黒板になにか書いていた。

書いてある答えを見て驚くランボー。


ウィルと仲間達はハーバード大学の女をナンパしに行く。

チャック・サリヴァン(ベン・アフレック)が

二人の女学生に話しかけているとそこに長髪の男が割り込んだ。

学部はどこかと聞く。

チャックは適当に答えるが、更に挑発してくる。

そこにウィルが助け舟を出す。

ウィルは図書館で読んだ本を丸暗記していた。

ランボーはウィルの非凡な才能に目をつけ、清掃会社で訊ねた

彼の才能を開花させようとするが、

ウィルはケンカをしては鑑別所入りを繰り返す素行の悪い青年だった。


ウィルの裁判が行われているのをランボーは見に行った。

ウィルは自分で弁護士と議論している。

ランボーは彼が犯した罪の多さに驚くが、

拘置所に面会に来て、監督付きの保釈手続きをとったという。

それには条件があった。

毎週自分と会うこと、どう解いたか教えること、セラピーを受けること。


ランボーの特別授業がはじまる。

ランボーはウィルを更生させるため

様々な心理学者5人にウィルを診てもらうが、

皆ウィルにいいようにあしらわれ、サジを投げ出す始末。


彼は最後の手段として依頼したのは

大学の同期でルームメイトだった

ショーン・マグワイア(ロビン・ウィリアムス)だ。


ショーンはバンカーヒル・コミュニティ・カレッジで

教鞭に立つ心理学の講師で、ランボーとは不仲であったが、

ウィルの更生のため協力することになった


ウィルは100万人に1人の逸材、だが心を閉ざしてしまっている。

カウンセリング当日、煙草片手にカウンセリングを受けるウィル。

ショーンが描いた絵を見て精神分析しはじめる。

ショーンは大学講師として表面的には健全な社会生活を送りながらも、

最愛の妻を病気で亡くしたことから孤独に苛まれていた。

事情を知らないウィルは当初ショーンをからかっていたが、

妻を侮辱した言葉にショーンは

「今度 妻を侮辱したら命はないと思え」とウィルを押さえつけて叱る。

ウィルは出て行ってしまったが、

心配したランボーに、ウィルはセラピーを引き受けることを誓った。


ウィルを連れて外へ出て、公園のベンチで話をする。

君が言ったことを考えていたとションーは語る。

そして突然納得がいったー「君がガキで 何も理解してないってことだ」


ボストンからでたことがないだろ。

君の美術観は本から得たものだ〜

だが礼拝堂のにおいは言えない

天井画を見上げたこともないー実物を


女について自分の好みは言えるだろう

経験も少しはある

だが並んで目覚めた朝の幸せは語れまい


きみはタフだ。戦争論はシェークスピアから名セリフの引用か

戦場は知るまい

死にかけた供を抱きかかえ 途方に暮れたこともない


愛についてなら詩の暗唱だ だが実際の恋は知らない

一目ぼれの衝撃 彼女が天使に思えること

彼女に地獄から救われ 自分も彼女を支える

愛はくじけ 何ものにも ガンにも

2か月間 病室で 手を握り続け

医師たちも それを黙認してくれた

そして深い喪失 自分以上に愛していたからだ


君は愛そうとさえしない

知的で自信に満ちた男じゃない 生意気な おびえたガキだ

だが天才なのも事実だ 能力は計り知れない

だが絵を見ただけで 私を知り尽くしたと思うな


孤児だね そのことだけで私が君の気持をわかると思うか

「オリバー・ツイスト」を読めば理解できるのか

上っ面の情報に興味はない 本の受け売りを聞く気もない

君自身のことを語るんだ そのとき私は耳を傾ける

嫌なんだろう 怖いから 君しだいだ


次のセラピーは1時間無言だった。


数学の授業では饒舌なウィル。高名な教授を論破した。


次のセラピーで我慢できなくなったウィルが語り始めた。

ウィルが気になっている女の子の話だ。

デートした後連絡を取らない彼は今は完璧だが

いつか幻滅されるだろうーと。

怖いからだろう 人とかかわらずに生きていける

とショーンに喝破される。

そこでショーンは妻とのおならの話を聞かせて大笑いする

ウィルとショーン。

愛する人には完璧ではない姿を見せてもいいんだとー

要は お互いの存在価値だ それが愛情のすべてだよ

とウィルに教えた。


やがて互いに深い心の傷を負っていることを知り、

次第に打ち解けていく。


さらにハーバード大学の女学生スカイラー(ミニー・ドライヴァー)

との恋を通して、

ウィルは自分の将来を模索する人間へと徐々に成長していく。

ウィルはハーバードの女子寮に侵入した。

スカイラーはずっと電話を待っていた。

ウィルにデートに誘われたが陽子スペクトルの宿題のため

明日会う約束をして別れた。

今日デートしたいウィルは喫茶店で計算を一瞬で解いた。

そしてドッグレースにスカイラーを誘う。

家族のことを聞かれて嘘をつくウィルだが、

その嘘にスカイラーは笑ってくれる。


妻のことを話すショーンは幸せそうだ。

ショーンは「つらい経験こそ慈しみの心を育てる

妻との日々で後悔してることはない

ワールドシリーズの第6戦の日に、この人だと思った

チケットを取るのに徹夜で並んだ

試合前 友達とバーにいたら彼女が現れた

そして試合を観戦せず、彼女とバーで飲んだ

そして野球の試合を見逃したのも全く後悔していない。

あのとき球場に行ったらそれこそ後悔してる

結婚も 看病のための休職もまるで後悔してない

つらい最期の日々さえ まして試合なんか そんなの」と言った。


スカイラーの家で抱き合うウィル。

彼女は私を友達や兄弟に紹介してくれと話した。

彼女はハーバード大の人間。

素行の悪い友達に会わせたくなかった。

会わせるまでセックスはお預けよと言われ、

観念して来週あたりに合わせると約束する。


スカイラーは友達の前である夫婦の下ネタ話をし披露し、

笑う時に口からコーラをこぼしたりして雰囲気に溶け込んでいた。

チャックは頭が良くて気取った女だと思っていたが

スカイラーを気に入った。


ランボーとショーンはバーでウィルのことを報告する。

ランボーは早く彼をしかるべき機関に就職させたい。

彼の頭脳はアインシュタインレベルだ。

しかしショーンは早すぎるという。

数学の天才と言われたテッド・カジンスキーは優秀な頭脳を持った

爆弾魔になってしまった。

一つ間違えば彼もそうなりかねない。


カフェでスカイラーが勉強している。

遊びに行きたい彼は問題を解こうとするが、それでは勉強にならない。

スカイラーは彼の記憶力について聞いた。

数学を解くのはピアノを弾くのと同じ感覚だと彼は話した。

一緒にカリフォルニアに来ないかと誘うスカイラー。

しかし彼は不安だったーもし自分に飽きたら 彼の不安が吹き出す。

彼はスラム育ちでここから一歩も出た事が無い。

彼は両親も兄弟もいない、継父に煙草を押し付けられて殴られて育った。

愛されなくなるのが不安だった。


むしゃくしゃしたウィルは自分が解いた回答に火をつけた。

ウィルはどんな難問も一瞬で解けてしまう。

逆にこんな問題も解けないランボーにイライラしていた。

ランボーは夜眠れなくなっていた。

ウィルという脅威を知らない方が幸せだった。


ショーンが「自分が何をしたいか考えろ」と言った。

清掃員は立派な仕事だがなぜ自分はMITを選んだのか、

黒板の問題を解いたのか考えろと言った。

友人は本だと答えたウィルを心配していた。

ウィルは自主性がなく、巨大な才能を持て余していた。


スカイラーはひとりでカリフォルニアに旅立った。

何度もウィルが来ていないか振り返る。


ウィルは大学に来なかった。

このまま才能を棒に振ってしまうのか。

チャックと解体の仕事に来ていた。

ウィルはこのままこの仕事をしてもいいと言った。


チャックは生まれてからずっとウィルと一緒にスラムで育った。

自分には無い才能が彼にはある。

もし50年後ここに一緒にいたら殺すと言った。彼なりの愛だった。


ランボーとショーンが部屋の中で口喧嘩している。

ショーンはドアの前で動けない。

無理強いをするのではなく、彼の意思を尊重したいショーン。

才能を無駄にしたくないランボー。

人に捨てられる前に捨てるのは防衛本能だと言うショーン。


たまらず部屋に入るウィル。ランボーはたまらず出て行ってしまった。

シヨーンはランボーと長い確執があることを告げた

そして裁判所に提出する鑑定書を巡って

こんな過去など君に責任はないー君のせいじゃない 君は悪くないと、

何度もショーンは語りかけた。

ウィルは父親に殴られる自分が悪い子だと思い込んでいた。

彼の目が赤くなっている。

彼を縛り付けている呪いを開放する為に、

ショーンはウィルに何度も何度も語りかける。

堰を切ったように泣き出した。彼の呪いが解けて行く。


ウィルの誕生日。

就職が決まり、ショーンの最後のセラピーが終わった。

電話番号を渡し、彼を送り出した。

ショーンはここを辞めて旅に出る事に決めた。


チャックがプレゼントでくれたボロボロの車。

スクラップからここまで作った。

ショーンの家のポストに手紙を入れて走り出す。


ウィルの手紙にはこう書かれていた。

「就職の件で教授に伝言を頼む

❝ごめん おれは彼女を選ぶ❞ ウィル」

ショーンは「私のせりふ パクリやがって」とつぶやく・・・・・



天才的頭脳を持ちながら心を閉ざす青年と、

妻を亡くした喪失感から立ち直れない精神分析医の交流を綴る。

生まれつきの天才で、

名門大学の教授たちを遥かに凌駕する頭脳を持っていようが、

自分が何をしたいのか、何が大事なのか、

本当に人生を生きる上で大切な答えはどこにあるのか、がわからない。

わからないから目を背ける。

どんな難問も解ける天才が解けない問題が

“人生を生きるとは・・・”だった。

それを超頭がいい人間が悩んでいる。

そう、それを見つけるのに頭の良さは関係ないんだ。







にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
映画 『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』 上質な青春映画  好きなもの、知ったことなど/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる