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zoom RSS 映画 『忠臣藏』 大映創立18年を記念して制作された映画

<<   作成日時 : 2017/12/13 09:59   >>

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制作年  1958年(昭和33年)

配給   大映
   
監督   渡辺邦男

出演者  長谷川一夫、勝新太郎、鶴田浩二、市川雷蔵


元禄十四年三月、江戸城松の廊下で、

浅野内匠頭(市川雷蔵)は度重なる侮辱に耐え兼ね、

勅使接待役指南の吉良上野介(滝沢 修)へ刃傷に及んだ。


幕府では上野介派の老中・柳沢出羽守(清水将夫)が

目付役・多門伝八郎(黒川弥太郎)や老中・土屋相模守(根上淳)らの

反対を押しきり、上野介は咎めなし、

内匠頭は田村右京太夫(春本富士夫)邸で即日切腹という処分を裁決した。


赤穂で、悲報を受けた大石内蔵助(長谷川一夫)は、

家中の意見を籠城から殉死へ導き、その後初めて仇討の意図を打ち明けた。

内蔵助は順序として浅野家再興の嘆願書を脇坂淡路守(菅原謙二)に託したが、

出羽守はこれも受けつけぬ。


上野介の実子・上杉綱憲(船越英二)は家老・千坂兵部(小沢栄太郎)に

上野介の警戒にあたらせ、各方面に間者を放った。


内蔵助は赤穂退去の後は京都山科に住んだが、

家再興嘆願の件で江戸へ下った折、瑶泉院(山本富士子)を訪れた。

その帰途、吉良方の刺客に襲われた。

それを救ったのは目付役・多門だったが、彼は事件以来、

赤穂浪士たちを陰に陽に庇護し続けてきていた。


堀部安兵衛(林 成年)は小人数でも早く仇討を・・・と急進的だったが、

内蔵助から諭され、思い止る。


半年後、内蔵助は祇園の茶屋で毎夜遊び惚けた。

浮橋大夫(小暮実千代)らを相手に座をにぎわしていた。

そんな大石は、浪人の関根弥次郎(高松英郎)から犬侍と罵られたりする。

祇園茶屋の仲居には千坂の放った間者・おるい(京マチ子)がいた。


家再興の望みが断たれると、彼は山科へ帰り、

主税(川口 浩)のみを残して妻子を離別した。

心の内を話さない内蔵助だったが、母・おたか(東山千栄子)や

妻・りく(淡島千景)は仏壇の位牌から彼の本心を悟った。


おるいは千坂から内蔵助を斬れとの命を受けたが、

彼の澄んだ心にどうしても斬れなかった。

そこで他の間者が刺客を連れて襲ったが、主税らが追い払った。


機は熟し、内蔵助らは江戸へ向かった。

道中に偽名を使っていたことで窮地に落ちるが、

近衛家用人の垣見五郎兵衛(中村鴈治郎(二代目))の

温かい心遣いで危く難を逃れ得た。


大石が江戸に入ったことを危惧した千坂は

上野介が旅に出るという噂を立てたせ、

それを襲うだろう赤穂浪士を一挙に倒そうとした。

内蔵助はそれを看破し、逸る同志を抑えた。


赤穂の士は全員江戸に集り、決行の日は後十日に迫ったが、

改築した吉良屋敷の絵図面が必要だった。

岡野金右衛門(鶴田浩二)は大工の娘・お鈴(若尾文子)が恋人だった。

が、彼女に絵図面の入手を頼むのは、

真実の恋がその方便だと受け取られそうでいやだった。

しかし、彼女はそんな岡野を察してくれ、絵図面を手渡してくれた。


おるいは再び千坂の命で内蔵助の宿へ探りに行ったが、

逆に内蔵助へ吉良家茶会の日取りの十二月十四日を教え、

本懐を遂げるよう告げた。

その帰途、大高源吾(品川隆二)を襲っていた清水一角(田崎 潤)に

斬られたが、最後まで内蔵助の所在を明さなかった。


決行当日、内蔵助は瑶泉院のもとを訪ね、ひそかに別れを告げたが、

間者を恐れ決行のことを明らさまには言わず、

戸田の局(三益愛子)に今回の東下りの歌日記だと言って手渡そうとしたが

彼を責めて受け取らなかったので仏前に置いて引き下がった。

彼が去って後、その歌日記が討ち入りの連判状だったことを知り、

瑶泉院と戸田は心から詫びるのだった。


同じ頃、赤垣源蔵(勝新太郎)は兄・塩山伊左衛門(竜崎一郎)に

別れのあいさつに出向くが兄は不在で会えなかった。

勝田新左衛門(川崎敬三)は義父・大竹重兵衛(志村 喬)と

妻・八重(浦路洋子)に、苦しい別れを告げていたー。


四十七士はそば屋の二階で勢揃いすると、

降りしきる雪をついて本所・吉良屋敷へ討ち入った。

乱闘が続いたが、ついに炭小屋に隠れる上野介の首級をあげた。


翌日、江戸中の市民がーお鈴など浪士ゆかりの人々もー立ち並ぶ中を、

四十七士は両国橋まで引き揚げてきた。

その橋脇で駕籠を降りた白衣の瑶泉院が、

四十七士に頭を下げ見送っていた・・・・・



赤穂事件は元禄14年3月14日(新暦では1701年4月21日)に

江戸城松の大廊下で起きています。

そして元禄15年12月14日(1703年1月30日)に大石内蔵助以下47士が

本所松坂町の吉良邸に討ち入り、上野介を討ち取った。

このことについて、物置に隠れていた吉良上野介を

「竹林唯七と間十次郎に叩き殺された」という趣旨の

不破数右衛門の書簡があるらしい。

しかし、残虐さの記録が後世に残るのを意識して、

間が槍で突き殺したことにしたようだ。



赤穂事件を題材とした「忠臣蔵」や「赤穂浪士」その他の作品は、

時代劇、現代劇を合わせて相当数の作品が作られている。

それだけ関心を抱く人たちが多いということだろうが、

時代劇制作に限れば登場人物が多く、オールキャストに向いている作品構成、

組織としての役回りがはっきりしているなど5W1Hにぴたりはまること、

観客動員もある程度確保できる等が理由でしょうか。



さて、これで忠臣蔵映画見るのは何本目になろうか。

本作は大映オールスターによる忠臣蔵映画。

大映だけあって出演者はもちろん、セットも豪華で凝っていて

これぞ大映!という感じの映画になっています。

数ある忠臣蔵映画の中でも特に名作とされているのもうなずけます。

次から次に出てくる豪華な俳優陣の中でも

やはりのちにNHK大河ドラマ「赤穂浪士」でも同じ役を演じる

長谷川一夫の大石内蔵助と滝沢修の吉良上野介が見事にはまっています。

特に長谷川一夫の大石内蔵助は、上品さ、色気、知性のいずれをとっても、

他の追従を許しません。



大映時代劇自体をかなり久しぶりに見た気がするのですが、

十分に大映らしさを堪能できる娯楽大作で、最後まで楽しめました。

本作では、キッチリとしたいかにも時代劇の言葉遣い。

人物の所作にしてもそのようなところが感じられ、

ある種の古きよき伝統を味わえました。



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